葬儀って意外とお金がかかりますよね。
そのせいか、「自分の葬儀にはあまりお金をかけなくていい」と言う故人もかなりいるそうです。
私が以前参列した葬儀は自分たちで準備出来るものは用意していました。
遺族が何をされていたのか2つご紹介します。
■遺影の準備はパソコンが得意な家族が
皆さんは遺影の相場を知っていますか?
依頼する会社にもよりますが、5000円から10000円ほどかかります。
正直、写真を選んで背景の加工をするだけなので、あまりお金はかけたくないですよね。
私が以前参列した葬儀ではパソコンが得意なご家族が遺影を作っていました。
手順はコチラです。
1.故人が最もキレイに写っている写真を選ぶ。
2.パソコンに写しAdobe Photoshopで背景を透明化する。
3.遺影で使われる背景色を加える。
(ご遺族は黄色のグラデーションを使用)
4.カメラ専門店へ行き、L判でコピー。
写真立ても店頭で購入。
ご遺族はこの作業を2時間ほどで行ったそうです。
自分たちで遺影を作ってしまえばコピー代と写真立ての料金合わせて2000円ほどしかかかっておりません。
◎関連記事…自分らしい写真で遺影を 「終活写真」を提案 カメラマンの思い | 丹波新聞
■死化粧は美容学校に通う子どもが
故人はすっぴんのまま火葬をするわけではありません。
死化粧をし、キレイにしてから出棺されます。
実は、死化粧を葬儀会社に依頼すると5万円ほどしてしまうのです。
葬儀会社の中には髪形を整えてくれるところもありますが、出来れば抑えたい部分ですよね。
私が参列した葬儀は故人のお子さんが死化粧をされていました。
「これは前2人で買い物行ったときに買ったリップ」「これはお母さんが愛用してたアイシャドウ」と楽しそうに話しながら死化粧を施していてとてもほっこりしました。
ヘアアイロンを使い髪形もお子さんが整えていてとても良かったですね。
■葬儀会社に頼まなくても出来る
他にも自分たちで出来そうなことはありそうですね。
自分たちで準備をするということは、それだけ負担が増えてしまいます。
しかし、遺族が故人にしてあげられる最後の恩返しです。
全てを葬儀会社に依頼するのではなく、出来ることはやってあげてください。